NAS用アプライアンスOSまとめ

インターネットが普通の世の中になり、データの記録媒体も大容量化を突き進んでいます。
(FD, Zip, MO, PD etc...今までに数多くの規格が生まれては消えていきました)。
我が家でも光回線を契約していますが、数年前までは考えられませんでした。

今日は、データの保管場所について考えてみたいと思います。

まず、自宅の環境を振り返ってみます。

2003年にBuffalo製NAS「HD-120LAN」を購入

ランダムリード・ライトが余りに遅かったので、バックアップ用途として使用していました。

2005年にBuffalo製NAS「HD-H1.0TGL/R5」を購入

当時としては珍しいGigabitLANを搭載しており、USB2.0も4ポートありました。
しかも、USB接続のプリントサーバとしても利用可能でした(双方向通信には非対応だったため、プリンタが対応していて且つプリンタ側にインク残量表示などがないと使えませんが...)。
WD製HDD(E-IDE 250GB)が4本刺さっており、RAID5構成で使用していたので計750GB弱でした。
GigabitLANは宝の持ち腐れで、HD-120LAN譲りの低速なストレージだったのでテレビ録画やrikenからダウンロードしてきたisoファイル等の置き場所になりました。

ただ、自室に15台以上のPCがあり、ActiveDirectoryやらLAMPやらSQLサーバやらVMWare Serverやらもあったので、仕事が忙しいとメンテナンスがおろそかになり、ファイルサーバがダウンしてデータが消失したこともありました。
(フェイクRAIDカードでリビルドができなかったとか...)。

そんなこんなで、バックアップメディアの枚数も増えていったので、全てのデータをNASにまとめたいと考えていました。
ただ、(上記)当時のNASはCPUもメモリも非力で、マウントしたPC上からアプリのインストールを実行すると遅すぎて使えませんでした。

そこで、確か2009年以前にFreeNASとOpenfilerを検討したのですが、当時使用していたファイルサーバがCOMPAQ DeskPro ENL(Pentium3 / 933MHz / E-IDEのみサポート)で、玄人志向のフェイクRAIDカード「SATARAID5-LPPCI」に接続したSATA-HDDを安定して認識しなかったので、結局CentOS4.6にsmbを追加して使っていました。

2015年に信頼性と性能を満たすものとしてNETGEAR製の「ReadyNAS 316」を導入

HDDは元々使用していたSATA1TBのものを流用していますが、CPUはAtom 2.1GHz デュアルコア・メモリは2GBなので普通にファイルサーバです。
レスポンスも問題なく安定稼働しています。
これを選んだ理由はメンテナンス時間(TCO)の削減が一番なので、満足しています。

が、結構お高いので、やっぱりOSS使いたいよね、ということで今回NASアプライアンスを検討しました。
なお、Openfilerは開発が滞っているので除外しています。

OSSNASアプライアンス

Rockstor

<特徴>
勝手知ったるCentOSベースでBtrfsを使用。
物理/仮想サーバのどちらにも対応。
NFS/CIFS/SFTP対応。
WebUIあり。

NAS4Free

<特徴>
FreeNASから派生したものなのでFreeBSDベース。
システムをオンメモリで稼働するEmbedded版が推奨されている(書き込み頻度が低め)。
また、USBメモリへのインストールが前提に設計されているので、導入障壁が低め。
WebUIあり。
以前、RAID構成情報が壊れたFreeNASのデータを抽出するためにFreeBSDのPCを用意したりして結構苦労させられたので腰が引けていたのですが、ZFS on Linuxが登場し(データサルベージの保険があるので)試しても良いかな~と思います。

OpenMediaVault

<特徴>
Debian 7.0(コードネーム: wheezy)ベース。
普段はDebianを使っていないので詳細は不明ですが、元が安定性重視のDebianですから期待できると思います。
最近、メインPC・モバイルPCでUbuntu16.04を使用しているので、勉強がてらに良いかな~くらいな感じで試したいです。