お客様は神様にあらず

IT系の仕事をしていると色々なお客さんと話す機会があります。
もちろん、巷でサービス業と呼ばれる仕事をしている人たちに比べたら取るに足らない数かもしれません。
自分でもコミュニケーション能力が高いとは思っていませんので、日々精進です。

昔見ていたアニメ"鋼の錬金術師"でよく使われる言葉"等価交換"が、とても耳に残っています。
商業における等価交換とは、価値・サービスを紙幣と交換することなのだから、依頼主・元ともに立場は対等だったはず。
それがいつの間にか右肩上がりの経済成長の中で"上下関係"ができてしまったようです。
まるで「お金を払えば偉い」とでも言うように。
支払うことは義務であって、正しいことでも何でも無い。アタリマエのこと。

そもそも日本は過剰なサービス大国です。
以前は外国の環境客にウケていたのかもしれないけれど、これからはどうだろう・・・。

もちろん、環境大国日本を否定しているわけではないです。
今までと違う道を模索することは大切です。

ただ、最近はサービスレベルも落ちてきています。
デパートでもパートさんが仕切っていたり。
流石に都心では無いかもしれませんが、少し離れるとガクンとレベルが下がります。

私は20年近くデパートでしかスーツを購入していませんが、最近レベル低下が気になっています。
気になるほどに落ちています。
スーツの安売り店が売上を伸ばす理由も、この"レベル低下"にあるのではないでしょうか?

よく"お客様は神様"という言葉を聞くけれど、正確には"金払いの良いお客様が神様"なんですよ。
少なくとも赤字プロジェクト確定のクライアントを神様とは呼ばないはず。
上記は新社会人のときの社長の言葉。

最初は驚いたけれど、まさにそのとおり。多くの人生がかかっているわけだから、何でもかんでも神様と呼べるわけがないんです。

せめて腹をくくって完遂する覚悟くらいは持っていて欲しい。
自分も人だから、Win-Winな関係である人に全力を注ぎたい。