“100BASE-TX”は、遅くて当たり前

年末年始はしっかり休めました。
おかげで頭の回転が増した気がします。
気がするだけかもしれませんが...。

今年最初の投稿は、当たり前だけれどもつい忘れてしまいがちな単位(bps)のお話です。

以前からSBC関連でSMBのパフォーマンス測定などをしてきました。

最後の「Gigabit対応編」の記事で「N/WはGigabitが最低条件」と結論づけたわけですが、考えてみればすごくアタリマエのことでした。

LANの基本

以下の2つに大別されます。

  • 有線LAN (IEEE802.3)
  • 無線LAN (IEEE802.11)

双方ともにIEEE(米国電気電子学会)で策定されています。

base on 有線LAN / IEEE802.3

IEEE 802.3とは、米国電機電子技術者協会(IEEE)で発表されたイーサネット(主流の有線LAN規格)に関する規格のことである。

base on 無線LAN / IEEE802.11

IEEE 802.11とは、IEEE(米国電気電子学会)でLAN技術の標準を策定している802委員会が1998年7月に定めた無線LANの標準規格群。

なお、便宜上無線LANをWi-Fiと表現することがありますが、正確には異なります。
無線LAN誕生当初、異なるメーカー間での相互接続性の確保を目的として誕生した組織です。

base on Wi-Fi Alliance

Wi-Fi Alliance(ワイファイ アライアンス)とは、無線LAN製品の普及促進を図ることを目的とした業界団体である。
主に相互接続性試験方法の策定、製品の認証、およびWi-Fiブランドの普及に向けたプロモーション活動を実施する。

100BASE-TX のおさらい

有線LAN規格の一つです。

base on http://e-words.jp/w/100BASE-TX.html

100BASE-TXとは、最高100Mbpsで通信が可能なLANの規格である

ちなみに、通信方式が2つ(Full Duplex / Half Duplex)あります。

通信速度の概要

通信方式 100BASE-TXの場合
Full Duplex
全二重通信
送信・受信ともに100Mbps
Half Duplex
半二重通信
送信・受信の合計が100Mbps

単位

"100Mbps"のbpsは「bit per second」の略で、1秒間に何ビットのデータを送れるかの指針となる値です。
但し書きがなければ、コンピュータの世界では「1byte=8bit」が基本ですので、100Mbpsは100メガでも1/8となる12.5メガしか帯域がないことになります。

base on Mbps / ビット毎秒

ビット毎秒は、データ転送レート(JISの情報処理用語としてはビット速度、bit rate)の単位である。
1秒間に転送されたビット数と定義される。
モデムやルータ、シリアルATAやLANケーブルなどのデジタル通信機器で用いられる。

100Mbpsという表記があったとき、バイト毎秒に換算すると、12.5MBpsとなる。

100BASE-TXでパフォーマンスが頭打ちになったのは当たり前の結果なわけです。
つまり、光回線などで100メガと銘打っていてもさほどに早くないことがわかります。

おまけ

Gigabit(1000BASE-T)は、理論上"100BASE-TX"の10倍の値が出るはずですが、概ね理論値の6-7割のパフォーマンスが出れば御の字です(経験上)。